東京 水

東京の水は安全ですか?

東京の水は安全ですか?

A,水道局の方は安全ですとおっしゃいますが、実際にはその安全性に疑問も多く、無責任に安全ですとはいえません。

東京都では平成16年から「安全でおいしい水プロジェクト」といものを行っていて、その成果の表れなのか、現在の東京の水は、昭和40年代の水道水質と比較して、有機物やトリハロメタンは減少し随分改善されているようです。

なぜ昭和40年代と比較するのかというと、昭和40年頃から取水する江戸川などで生活排水や工場排水の影響で水質が悪化し始め、浄水システムがまだまだ未熟で水質の悪化にそのシステムが追いつかず、最も水道水質が悪かった時代であった為でしょう。

でも、この情報を聞いて「昭和40年代と比較してきれいになってるなら安心ね!」と何人の方がおもわれたのでしょうか?

一番水質の悪かった当時から、40年以上も経っているわけで、色々な技術も確実に進歩している現在は、水質は良くなっていて当然で、良くなっていない方が驚きですよね。

国の定める「おいしい水」とは、国の定めた水質基準をすべてクリアし、味を損ねるにおいや有機物が少ない水なのだとか。

更に東京都では、国の定める基準は高い基準ですべてクリアし、その基準よりもさらに高い目標値を定めて有機物やにおいの原因物質を除去を目指しているそうです。

だから東京の水はおいしいというお話になるようです。

実は日本の基準は緩い

日本の水質基準はクリアしていても、他国なら飲用として供給できない量の実測値を示す物質もあるのです。

つまり、日本の水質基準は他国に比べて緩いのです。このような話を耳にすると、水道水に対して絶対的な信用を置く事は難しいと判断する方も多いのではないでしょうか。

高度浄水システムを導入して以来、確かに水質の改善は見られますが、完全に有機物やトリハロメタンが除去されているわけではありません。

かつ、東京都はビルやマンションなどの簡易専用水道の需要者が非常に多く比率も高いので、ビルやマンションの貯水タンクの衛生状態も水道水質に関わります。

実際に貯水タンクの清掃を生業とする方の多くは、水道水を生で飲むことはないという話が漫画のネタになるほどですし、無責任に安全ですと言い切れないのが現状です。